こちらの写真は本日稲穂神社より当社に届きました。
節分とは一般的に鬼や厄介払いとして豆をばらまいたり、自分の年齢+1の豆を食べて風邪を引かないようにするための古い風習だが、実際は節分とは一体なんぞや?と思い斬ってみた。
節分の歴史は古く、平安時代から行われていた宮中の年間行事の一つの『追儺式』(ついな)から生まれたようだ。追儺とは、元々は中国の行事でそれが日本に伝り、旧暦の大晦日12/30日に疫病や鬼払いの儀式として平安時代から実行されていたらしい。
今では節分と言えば豆まきだが、追儺式とは別の行事で室町時代あたりから一般的に庶民に広まり、豆をまくことで鬼にぶつけて邪気を追い払い、無病息災を願ったようだ。
豆を投げるときの掛声は「鬼は外、福は内」だが地域により異なり、鬼を祭っている寺院や鬼の付く姓の家庭では「鬼は内、福は外」と逆に叫ぶ地域もあるだそうで。これは福は他へ回し厄介者を引き入れ後に護神となるよう心を改心させるためだと言う。(山形観光旅行記より)
我が家も子供が小さい頃は窓を開けて大きな声で「鬼は~外、福は~内!」と豆をまいたものでしたが、子供も大きくになるとぱったりとしなくなっちゃいました。
ご近所でも前はよくこの日はどこからともなく声が聞こえてきたようにおもいますが、そういえば・・最近は聞いた記憶がないです。皆様どうしてるのかしら??日本の風習も違う形に変化してるのでしょうか?
節分に巻きずしを食べる風習は福を巻き込むという意味と縁を切らないという意味で込められ恵方に向かって丸かぶりするようになったそうな。今年の方角は「南南東」でしたが皆様食べましたか?
写真の恵方巻きはなんとパンでできております。
中身はツナ、玉子、きゅうり、レタス、そして沢庵でした。食べてみるとそれがなかなかおいしかったです。さすがに昼食でしたので南南東など気にせずいただきました。
家に帰ったら太巻きを風習通りに恵方に向かって食べようと思います。
森 はるみ